50代主婦の日常

子供のいない50代主婦です。平凡な日々、出来事や思った事を綴ります。

介護離職

夫が3年前に介護離職した


施設に入っていても何かと行き来しなければいけないので
退職したいと相談されて同意した


昨年の夏お医者さん立ち合いのもと静かにお別れすることができた


今年から夫は就活を始めたが
50代半ばなのでなかなか難しいようだ
職種にこだわらなければ無くもないけど
今から新しい事とか大丈夫なのか心配している


マイペースだから大丈夫だね
今の自分に合った仕事が見つかるといいね

いつか使う、は突然やってくる。

何か買った時に入れてもらう
ちょっと上等な紙袋や可愛い袋
ワイヤーの入ったコードやリボン
きれいな柄の包装紙
数え上げればきりがないけど
捨てようかどうしようか悩むー
いつか何かに使えるだろうととっていても
いつかは来ない


なんてそんなわけない
いつかは突然やってくる
そんな時どこに仕舞い込んだか忘れて
探しても見つからなかったり
見つかっても埃が付いていたり
虫が干からびてくっついていたり
何のシミだかわからない小さい点々がついていたり
カビているのか変な匂いがしたり
とても使える代物ではなくなっている
事が多いようにある


大事にとっていても曲がって折れて
シミがついて変な匂いがして
カビと虫がついているならそれはもう
処分するしかない紙ゴミなのではないかな


いつか使おうととっているならば
さっと出してパッと使えるように
風通しの良いところに置いて
納戸の中でもいつも目につくところに
後ろや上ではなく前の方にまとめておくと
いつか何かの時にさっと出してパッと使える


おすそ分けをもらう時の袋が可愛くても
底の重なってる部分から小さいゴミや埃が
ちょっと顔を覗かせているのを見てしまうと
まああれだけどもらっておってなんだけど
やっぱちょっとあれかな
うん
あれだね


何かに使うなら綺麗に保存しよう


汚れてしまっていたら観賞用か処分か
梅雨の前に一度リセットするのが良いかも


もったいないけどね

人のモノは片付けない

片付けに目覚め自分が作業に熱中していると
つい家族の持ち物に目が行くのは仕方がないが
持ち物に口出しするのはやめとくのが正解かも
大事にしているポイントはそれぞれ違う
どうしても気になるなら
共有部分に1日以上放置してあったら
権利を放棄したものとみなします等
軽めの決まりから様子を見るのも良いかも


捨てるよう言ってはいけない
急かすのも勝手に捨てるのもやめとこ


何もない時代を乗り越えた世代に言うのは
ちょっと気をつけたほうがよいかも
モノを所有する事が自由にできない時代に育ち
やっと自分の好きなものを好きなだけ所有できる
今までの苦労を癒してくれるコレクションだと思う


干からびた輪ゴム
カビカビのハンカチ
毛玉だらけの靴下
買い込みすぎたキッチン用品
どれも捨てられない必需品なのだろう


この先いつかは「ゴミ」として処分されるモノたちだけど
それはきっと分かっていて
それでもそのモノたちに囲まれていたいのではないのかな
古いモノに付き物のカビダニ埃は呼吸器を痛める原因だから
処分しないといけないと思うけど
思い出をまとめて捨ててしまうようなものだから
一旦生活スペースから遠ざけておけば良いかも


全くモノがなくて苦労した世代と
大量生産が始まり使い捨てが当たり前の自分世代


意見が合わないのは当然だけど
何もない時代を生き抜いてくれた感謝の気持ちとして
捨てたくないと言うものは
輪ゴム1本でも紐1本でも靴下片方でもとってよう


「捨てたくない」というモノを健康被害があると説得し
いらないもの使わないものとしてゴミ扱いすると
喪失感を感じふさぎ込み鬱になってしまう場合もある


あと何年一緒に会話ができるかわからない
あと何回一緒に食事ができるかわからない
できれば最期まで笑顔を見ていたい
ならばもう少しだけモノ達に見守ってもうのが
良いのではないかな


遺品整理をした時とは真逆の考えだけど


処分する立場の気持ちと遺す立場の気持ち
どちらも正解があるものではないと思うけど
一つの考えとしてそう思う