50代主婦の日常

子供のいない50代主婦です。平凡な日々、出来事や思った事を綴ります。

人のモノは片付けない

片付けに目覚め自分が作業に熱中していると
つい家族の持ち物に目が行くのは仕方がないが
持ち物に口出しするのはやめとくのが正解かも
大事にしているポイントはそれぞれ違う
どうしても気になるなら
共有部分に1日以上放置してあったら
権利を放棄したものとみなします等
軽めの決まりから様子を見るのも良いかも


捨てるよう言ってはいけない
急かすのも勝手に捨てるのもやめとこ


何もない時代を乗り越えた世代に言うのは
ちょっと気をつけたほうがよいかも
モノを所有する事が自由にできない時代に育ち
やっと自分の好きなものを好きなだけ所有できる
今までの苦労を癒してくれるコレクションだと思う


干からびた輪ゴム
カビカビのハンカチ
毛玉だらけの靴下
買い込みすぎたキッチン用品
どれも捨てられない必需品なのだろう


この先いつかは「ゴミ」として処分されるモノたちだけど
それはきっと分かっていて
それでもそのモノたちに囲まれていたいのではないのかな
古いモノに付き物のカビダニ埃は呼吸器を痛める原因だから
処分しないといけないと思うけど
思い出をまとめて捨ててしまうようなものだから
一旦生活スペースから遠ざけておけば良いかも


全くモノがなくて苦労した世代と
大量生産が始まり使い捨てが当たり前の自分世代


意見が合わないのは当然だけど
何もない時代を生き抜いてくれた感謝の気持ちとして
捨てたくないと言うものは
輪ゴム1本でも紐1本でも靴下片方でもとってよう


「捨てたくない」というモノを健康被害があると説得し
いらないもの使わないものとしてゴミ扱いすると
喪失感を感じふさぎ込み鬱になってしまう場合もある


あと何年一緒に会話ができるかわからない
あと何回一緒に食事ができるかわからない
できれば最期まで笑顔を見ていたい
ならばもう少しだけモノ達に見守ってもうのが
良いのではないかな


遺品整理をした時とは真逆の考えだけど


処分する立場の気持ちと遺す立場の気持ち
どちらも正解があるものではないと思うけど
一つの考えとしてそう思う